Konica Revio(コニカ レビオ)は、コニカがAPSフィルム向けに発売したコンパクトフィルムカメラです。
「超小型・シンプル・高品位」を意識したRevioシリーズの初代モデルで、名刺サイズに近い小型ボディへ24~48mmの2倍ズームレンズを搭載。外装にはアルミ合金を採用し、当時のコンパクトカメラとしてはかなりスタイリッシュな一台でした。
ちなみに「Revio」という名称は、Revolutionary(革命的な)+View(風景・写真)を組み合わせた造語です。コニカはその後もRevio ZシリーズやRevio IIなどを展開していきました。
Konica Revio APSの特徴
名刺サイズ級のコンパクトボディ
Revioの大きな特徴が、そのサイズです。
本体サイズは約95×57×26.5mm、重量は電池を除いて約144g。APSフィルムは35mmフィルムよりもカートリッジが小さいため、そのメリットを生かしてカメラ本体もかなりコンパクトに仕上げられています。
さらに外装にはアルミ合金を使用。単なる低価格コンパクトではなく、持ち歩く道具としての質感にもこだわったモデルでした。
24~48mmの2倍ズームレンズを搭載
レンズは、
- 24~48mm F4~7.6
- 5群5枚構成
- 2倍ズーム
となっています。
広角寄りから標準域までを一本でカバーするため、旅行やスナップ、人物撮影など日常的な撮影に使いやすい構成です。
オートフォーカスにはマルチビーム赤外線方式を採用し、画面中央だけに頼ったAFよりも「中抜け」が起こりにくいよう工夫されています。
Konica Revio APSの主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フィルム | IX240・APSフィルム |
| 画面サイズ | 16.7×30.2mm |
| レンズ | 24~48mm F4~7.6 |
| レンズ構成 | 5群5枚 |
| シャッター | プログラム電子シャッター |
| シャッター速度 | 約2秒~1/500秒 |
| ピント合わせ | オートフォーカス |
| フィルム給送 | 自動装填・自動巻上げ・自動巻戻し |
| 電源 | CR2リチウム電池×1 |
| サイズ | 約95×57×26.5mm |
| 重量 | 約144g・電池別 |
フラッシュの自動発光・強制発光・発光禁止のほか、赤目軽減、夜景ポートレート、遠景撮影、セルフタイマー、+1.5EV露出補正なども備えています。
APSならではのC・H・P切り替えに対応
RevioはAPSカメラなので、撮影時に
C(クラシック)
H(ハイビジョン)
P(パノラマ)
の3種類のプリントタイプを選択できます。
さらに日付や時刻、メッセージなどを記録できるAPS特有の機能も搭載されていました。
現在ではAPSそのものが過去の規格となっていますが、1990年代後半には「35mmフィルムより簡単で便利な次世代フィルム」として登場したシステムです。
現在Konica Revioを中古で買うときの注意点
現在Revioを購入する場合、カメラ本体以上に重要なのがAPSフィルムの確保です。
富士フイルムのAPSカラーネガ「nexia 400」はすでに出荷終了しており、現在新品として製造されている一般向けAPSフィルムはありません。
そのため実際に撮影する場合は、未使用の期限切れAPSフィルムなどを探すことになります。
中古本体については、
- CR2電池を入れて電源が入るか
- レンズが正常に繰り出すか
- ズームが動作するか
- シャッターが切れるか
- フラッシュが発光するか
- 液晶表示に欠けや液漏れがないか
- フィルム室のフタが正常に開閉できるか
- 電池室に液漏れや腐食がないか
などを確認しておきたいところです。
特にAPSカメラはフィルムを入れなければ確認できない動作もあるため、「電源が入る=完全動作品」とは限りません。
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Konica Revio APSはこんな人におすすめ
現在のRevioは、実用品というよりも1990年代APSカメラを楽しむための一台として見ると面白い存在です。
アルミ外装の小さなボディ、独特のAPSカートリッジ、C・H・P切り替えなど、35mmフィルムカメラとは違った時代感があります。
またRevioシリーズは後にZ2、Z3、CL、Revio IIなどへ発展しているため、「初代Revio」という位置付けもコレクション上の魅力でしょう。
まとめ
Konica Revio APSは、コニカがAPSの小型性を生かして作り上げた超コンパクトなAFズームカメラです。
24~48mmズーム、アルミ合金外装、全自動撮影、C・H・P切り替えなど、1990年代後半らしい新世代カメラの要素が詰め込まれています。
現在はAPSフィルムの入手が最大のハードルとなりますが、「APS時代とは何だったのか」をそのまま形にしたようなカメラとして眺めても面白い一台です。📷










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